ゆとりのある老後を送るため
退職・老後に考えたいマネープラン
退職後は今までやれなかった趣味や旅行を楽しんだりと、やりたいことが沢山でてくる時期でもありますが、終の棲家や介護問題など予想以上に支出も増えていく時期でもあります。豊かな老後を過ごすためには、まず退職後に公的年金や企業年金、退職金など入ってくるお金と出ていくお金の バランスを見ることが大切です。 どんなふうに暮らしたいか、そのためにはいくら必要かなど、 ご夫婦・ご家族で意見を出し合ってプランを立てていくことが大事です。
退職金の運用方法 資産運用
現在の年金制度だけでは老後の生活費が足りなくなるのが一般的です。退職金等まとまった資産で平均余命までは生活できる資金を準備しましょう。
ポイント
- 自分の老後のライフプランと家計を早目に確認しどれくらいの準備期間があるのかを知りましょう。
- 自分の運用に回せるお金(6か月~1年分の生活費と直近10年間で使う予定のあるもの以外)がどれくらいあるのかを確認しましょう。
- 自分に合った運用スタイルを見つけて少しずつ慣れていきましょう。
終の棲家はどうしよう? ライフプラン
子供が生まれた頃に購入した家は夫婦2人には広すぎる場合も。住宅の改修やリフォームも必要になってくる時期なので老後に過ごしやすい環境を作る為にも終の棲家をどうするのか?を考えしっかりと準備をしましょう。
ポイント
- 現在の住まいをリフォームして夫婦で住む場合、介護保険が適用になる改修工事を確認しましょう。
- 人に貸して家賃収入を得ながら自分たちは小さめの家を借りる場合は、定期的に必要な修繕費用の確認をしましょう。
- 現在の家を売却して住み替えをする場合は、新しく住む場所の住環境や介護サービス等もしっかり確認をしましょう。
マイホームを購入しなかった場合 ライフプラン
転勤が多かったり、社宅に住んでいたりでマイホームを購入しなかった場合、今後も賃貸で生活するために老後に気を付けたいポイントも知っておきましょう。
ポイント
- 賃貸と購入ではどっちが得か?は人によってさまざま。賃貸でずっと生活するなら老後の家賃負担分の貯蓄が必要です。
- 高齢者が家を借りるのはかなり難しいのが現実。年齢が上がるにつれて身内も少なくなるので保証人になってくれる人を見つけておく必要もあります。
- 退職金などのまとまったお金などでこの時期に家を買うなら老後の資金が足りなくならない様にライフプランをしっかり考えましょう。