お家が欲しい!と思ったらまず何から行動しますか?
①物件探し
②ローンのシミュレーション
③購入する。
という流れが一般的かと思います。
ですがこの流れで買うと気に入った物件があった際に『一生の買い物だから!』
と欲しい気持ちが優先され無理なローンを組みやすく、他のライフイベントのお金が足りなくなる・万が一の事(病気やケガ・リストラなど)が起きたときに返済できなくなる可能性があります。
お家が欲しいと思った時の順番は
①自分の買える金額(費用)の確認
②ローンのシミュレーション
③物件を探す
という順番にすることで老後まで安心して生活することができ、万が一の事が起きても対処がしやすくなります。
※買える物件の目安や費用はマイホーム購入の見直しポイントページをご参照ください。
また、ローンを組む際に金利ばかりに目が行きがちですが、金融機関によって商品の内容が違う為、金利の他に下記の部分もしっかり確認して金融機関を選ぶことも必要になってきます。
チラシなどに細かい字で書いてある場合もあり、ついつい読むのが面倒になったり、見逃してしまいやすいですが、確認して見比べることで金融機関を選びやすくもなります。
<ローンに含められる諸費用>
・住宅を購入するための費用・ローンを組むための費用・その他
※現金で準備する必要がある・諸費用をローンに上乗せできる・諸費用ローンを使うことができる場合などがあります。
<ローンを組む場合の手数料>
・融資実行手数料(定額:○○○円と定率:借りる金額の〇〇%の2種類がある)
・保証料(手数料の中で一番かかる金額が多い。一括返済と金利上乗せの2種類がある)
※金額は金融機関や人によっても違う為、仮審査の結果で確認。
※ローンを借りる際に準備するお金は減りますが一括払いよりも金利上乗せ(約0.2%~0.3%が多い)の方が保証料の金額が高くなる。
・繰り上げ返済時の手数料
・団信保険料・内容
※保険料は民間の銀行の場合、金利に含まれる(銀行負担と書いてある)ことが多いが含まれていない場合もある。
※内容は会社によっても違いますが普通の団信の他に特約で3大疾病・5大疾病・8大疾病なども扱いがある場合があるので金額も確認する。)
<金利の優遇のタイプの違い(主に2種類)>
・全期間優遇型:返済終了まで一定で優遇されるもの
・当初金利優遇型:当初の金利が大きく優遇されているもの
※基準金利が上がらなくても一定期間を過ぎると金利が上がるため注意が必要(主に固定金利選択型の固定期間終了後に上がる)
※金利優遇の条件も金融機関によって違う場合がある。
(例)給与口座の引き落とし・年金振込口座に指定・公共料金(電気・ガス・水道)の引き落とし・クレジットカードを作る・など
住宅購入のイベントにかかる費用は人生の3大支出と言われている1つで残りの2つは教育費・老後の費用となっています。
教育費のかかるタイミングと金額・老後にかかる費用、もらえる年金の額・貯められる時期などは人によって違いますので住宅購入のご予定がある方は早目にライフプランを作っておくことで
安心して住宅購入が進められる
購入できる住宅が増える
などのメリットがあります!