いよいよ今年も残り1か月をきり年末年始に向けて出費も増える時期です。
もらったボーナスで金額の大きくかかりそうな家電や自動車などの購入を検討中の方はどのタイミングで購入していくのか、予算はいくらにするのか等もしっかり書き出して確認をしてみましょう。

キャッシュレス決済の5%ポイント還元をお忘れなく!

2019年10月から消費税が10%になりますが、2020年夏の東京五輪前までの9カ月間は中小小売店での購入分を対象としキャッシュレス決済の場合5%のポイント還元が検討される予定になっています。(クレジットカードや電子マネー、QRコードなどでの決済が対象となります。)
家電の場合焦って購入してしまうと損をしてしまいますのでしっかり今後の情報を確認しながら検討しましょう。

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自動車購入時の税制改正もチェック!

自動車の購入の場合は自動車の購入時に係る自動車取得税が増税時に廃止になる代わりに環境性能割の導入が予定されています。
環境性能割は、燃費性能の善し悪しで税率が変わる新しい制度となり購入年の自動車税(軽自動車税含む)に上乗せして燃費基準の達成度によって0~3%の税率が予定されています。

燃費性能 普通車 軽自動車
自動車取得税 環境性能割 自動車取得税 環境性能割
H32年度の燃費基準+20%達成 非課税 非課税 非課税 非課税
H32年度の燃費基準+10%達成 0.60% 0.40%
H32年度の燃費基準 1.20% 1% 0.80% 1%
H27年度の燃費基準+10%達成 1.80% 2% 1.20% 2%
H27年度の燃費基準+5%達成 2.40% 3% 1.60%
上記以外 3% 2%

自動車にかかる費用で大きくかかるのは車体費用ですが、自動車を購入する際はローンを組む場合も多いかと思いますのでローンの違いも再度確認しておきましょう。

ローンを組む場合は通常の民間の金融機関のローンやディーラー系のローン・残価設定型のローンなどがあります。

種類 特徴 平均金利
①銀行系
(労働金庫、JA、信金含む)
・金利が低い分、審査が厳しく審査の時間も少しかかる
※保証料がかかる場合がある
年利2~3%
②ディーラー(信販)系 自動車が担保になっている為返済が完了するまで所有者はローン会社にある 年利5~6%
③残価設定型クレジット系 乗る期間をあらかじめ決める為通常の自動車ローンより月々の返済が抑えられる。
※利息を含めた総額は大きくなる
年利3~5% 
※キャンペーンで低くなっている場合もある(2018年12月現在で1.9%など)

残価設定型の購入時の注意点

一番気を付けたい購入の仕方は③の残価設定型の購入の仕方になります。
残価設定型のローンは購入時に3~5年など乗る期間を決めて期間経過後の車の残存価格分の返済が据置されている為月々の返済額が少なくなります。
※乗る期間の設定年数は自動車会社さんによって違いますのでご確認ください。

購入時に決められた期間が経過した際に下記のうちのどれかを選択する必要があります。
・.車両を販売会社に返却する。
・残価分を一括で支払って車両を買い取る。
・引き続き乗る場合は残価分のローンを組み直し返済して乗り続ける。

<返却する場合の注意点>
・月間走行距離が1,000km(または1,500km)以内であること(超えていると追加でお金がかかる)
・事故を起こしたり、傷をつけてしまうと査定額が下がるので追加でお金がかかる。
・改造したりできない。

そのまま乗り続ける場合で残価分再度ローンを組む③の場合は残価分に再度利息が発生しますので最初から通常のローンを組むよりも高くなる可能性があります。長く乗る予定で月々の返済を少なくするために残価設定型のローンを組んでしまうと結果的に一番家計から多くお金が出ていくことになります。
※②の場合の期間経過後に一括で支払う場合も据え置かれている分の元金は返済が進んでも減らない為一定の利息を支払い続けている状況となります。

内閣府の消費動向調査の2018年の調査では乗用車(新車)の買い替え年数は9.4年でした。(二人以上世帯・北海道・東北の場合)

自動車は生活に必要な方の場合2台お持ちの方もいらっしゃると思いますので2台分の自動車の本体価格や車検費用・税金・保険料・メンテナンス費用などを計算すると結構な金額になります。

自動車を購入する時は今現在のローンの返済額だけではなく今後何歳まで車が必要なのか(運転したいのか)を含めてその他のライフプランもしっかり確認しながら検討しましょう。

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