投資(運用)を始めてみよう!と思っていざ本屋さんに行ったら沢山の本を目の前に結局どれが自分に合っているのかもわからず。ネットを見てもいろんな情報があって余計に迷ってしまった。という方もいると思います。

今回は投資(運用)を始める際に抑えておきたいお金の分け方と、2018年にスタートする積立NISAと今までのNISAとの違いもご説明します!

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手持ちのお金を4つに分けよう!

投資(運用)を始めようと思った時に一番最初にする事はいつ何にいくら必要なのか?をハッキリさせて手持ちのお金を4つに分けることから始めます。
<4つの分け方>
①生活するためのお金:日常の生活に使うためのお金
②使う予定のお金:住宅購入や子供の教育費・車の購入費など10年以内に使う予定のお金
③緊急のためのお金:毎月の生活費の6か月~1年分程度
④余裕資金:10年以内に使う予定のないお金

①~③はないと困るお金なので減らさないように投資に回さずに元本保証のある商品などで運用する必要があります。また、①と③は必要になった際にすぐに引出しが出来る様な預貯金等にしておくことも大切です。

④はしばらく使わない予定のお金なので投資(運用)に回していいお金となりますが投資(運用)に対しての考え方・今後の収入などによってどんなの金融商品で運用していくかは人によって変わってきます。

特に退職金は“余裕資金”ではなく“老後の大切な生活費”です。投資(運用)経験がない(少ない)状況でまとまった退職金があるからと投資(運用)を始めてしまうと余計に生活費が足りなくなる可能性もありますのでまずは今後かかる生活費・イベント費用等をしっかり確認しましょう。

投資(運用)は預貯金と違ってかけたお金が増える可能性もありますが減る可能性もあります。投資(運用)に回せるお金が分かったらどこまで減っても大丈夫か?という“リスク許容度”も知っておく必要があります。
※この場合のリスクは危険度ではなく値動きの幅が大きいか小さいかの違いになります。

また、投資(運用)は一度に大きな金額を買い短期で運用するよりも時間をかけて少額ずつ値動きの違う商品数種類で運用する方がリスクをコントロールすることが出来ますので興味のある方は初めは小さな金額から少しずつ慣れていきましょう。

積立NISAが来年1月から運用開始となります!

現在のNISAは5年間で毎年120万までの運用益等を非課税にしてくれる制度ですが積立NISAは毎年40万までを積立でき最長20年間運用して出た利益と分配金を非課税にしてくれます。ただし、積立NISAの商品は投資信託のみになり現在のNISAと積立NISAはどちらか一つを選んで利用することになりますので初めてみようという方は早目に違いを確認しましょう。

現在あるNISAとジュニアNISAの説明はこちらをご参照ください。
NISA:http://ligare-fp.com/info/nisa-20160322
ジュニアNISA:http://ligare-fp.com/info/nisa-20160428

各種NISAの違い

積立NISA NISA ジュニアNISA
特徴 定期・定額の運用ができる 上限額の範囲内で購入・積立ができる。※一度使った枠は使用不可 上限額の範囲内で購入・積立ができる。※一度使った枠は使用不可
対象年齢 20歳~ 20歳~ 0~19歳
非課税枠(年) 800万円 600万円 400万円
対象商品 投資信託 上場株式、上場REIT、上場ETF、投資信託など 上場株式、上場REIT、上場ETF、投資信託など
非課税期間 20年 5年 5年
非課税対象 分配金、譲渡益 配当、分配金、譲渡益 配当、分配金、譲渡益
引き出し いつでも引き出せる いつでも引き出せる 原則18歳になるまで引き出し不可
※高校生3年生1月から引き出し可能
投資可能期間 2018年~2037年 ~2023年 2016年~2023年

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