以前借入した住宅ローンはしっかり返済できていますか?
ローンの返済ができているとそのままになりやすいですが、借り換えをする事によって総返済額が減る、毎月のローン負担が抑えられる可能性があります。家計がちょっと厳しいと感じている方、今後の返済に不安がある方、近いうちに金利が上がる予定の方は家計の状況の他に住宅ローンの借り換えが出来ないかもしっかり確認してみましょう。

借換えの効果がある目安

・住宅ローンの残高1000万以上ある
・借り換え後に金利が1%以上低くなる
・残存期間が10年以上ある

なお、借り換えをする際は新規のローンの借入と同じように手数料がかかり、審査が必要になります。現在のローンを過去1年間きちんと返済していることも必要なりますので借換えを検討中の方でボーナス払いもある場合は特に気を付けましょう。
ローンの引落しが出来ずに数日後に払ったとしても履歴が残ってしまっています。きちんと払った時から連続して1年の返済が必要になりますので1年以内に遅れて払ったことがある方は借り換えが出来るようになるタイミングを確認し早目に準備をはじめましょう。

また、民間の銀行での借換えをしたい場合は基本的に団体信用生命保険(団信)の加入が要件の一つになっていますので健康状態に問題があると借入できません。最近では持病があり通常の団信に通らない場合でも、加入条件が緩和されたワイド団信には通る可能性があります。民間の銀行で借入したい場合はまずは問い合わせをして団信に加入できるかどうか審査をしてみましょう。

借換えのパターンについて

現在、住宅金融支援機構のフラット35(全期間固定)で借入している方も再度フラット35への借り換えが可能です。

<借換えのパターン>
①民間の銀行A →民間の銀行B
②民間の銀行A→フラット35(住宅金融支援機構)
③フラット35(住宅金融支援機構)→民間の銀行A
③フラット35(住宅金融支援機構)→フラット35(住宅金融支援機構)

ただし、フラットからフラットへの借り換えの場合、金融機関によって取り扱い条件が多少違いますので借換えをしたい金融機関に問い合わせをしてみてください。

団信について

なお、フラット35は団信の加入は任意となっておりローンの支払とは別に年1回団信特約保険料を払う必要がありましたがH29年10月1日の申込から月々のローン返済と一緒に支払うことになり、団信の内容も変更がありました。

※機構の団信:加入した方が死亡・所定の身体障害状態になった場合に(住宅の持ち分・返済割合などにかかわらず)それ以降のローンの返済が不要となる生命保険。

※持病があり団信に加入できない場合は表示されている金利から特約保険料分の金利が下がります。

旧(~H29.09.30) 新(H29.10.1~)
機構団信 ・高度障害・死亡 ・身体障害保障・死亡
3大疾病付機構団信 ・3大疾病・高度障害・死亡 ・介護保障・3大疾病・身体障害保障・死亡

※赤字が変更点です

※身体障害保障:保障開始後に病気やケガが原因で身体障害者福祉法の障害1級・2級に該当し障害者手帳の交付があった場合。
※介護保険:保証開始後に病気やケガが原因で公的介護保険の要介護2~要介護5に認定された場合・保証開始後に病気やケガが原因で保険会社が定めた所定の要件になったと医師の診断が確定した場合。
※高度障害から身体障害保障に変更になったことで高度障害の一部は身体障害保障では対象外になったものがあります。

機構団信の加入条件(新規・借換え)

〇新機構団信〇
・満15歳以上満70歳未満(満70歳の誕生日の前日まで)の方
※生命保険会社の審査が通った場合

〇新3大疾病付機構団信〇
・満15歳以上満51歳未満(満51歳の誕生日の前日まで)の方
※生命保険会社の審査が通った場合

機構団信についてもっと詳しく知りたい方はこちら
H29.10月版(PDFデータ)
住宅金融支援機構HP

繰り上げ返済をする際は・・・

住宅ローンは借りる時も大変ですが、借りてから完済するまでが長期間になりますのでしっかり家計を管理して上手に返済していきましょう。
繰り上げ返済をする際は他のライフイベントにかかる費用と時期も確認しながらタイミングを検討するとイベント費用が足りなくなることも防げます。

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